在宅介護への準備

在宅介護にあたり

お近くの地域包括支援センターで居宅ケアマネージャーを紹介してもらい、「ケアプラン(詳細はこちら)」を作成しましょう。

担当のケアマネージャーは大まかに下記の流れで決めていきます。
① 地域包括支援センター、市区町村自治体の窓口で居宅介護支援事業所の一覧をもらう。
② 一覧から自分で事業所に連絡し、ケアマネージャーを紹介してもらう。
③ ケアマネージャーに自宅または病院に来てもらい、話しをする。
④ 条件・希望が合えば契約し、ケアプランを作成してもらう
※ケアプランはご自身で作成することも出来ます。

担当のケアマネージャーは、在宅介護の相談やサポートをしてくれます。

また、必要に応じ、「リフォーム」や「福祉用具のレンタル」などの準備もしましょう。

リフォーム

在宅介護の負担を軽くするには自宅をバリアフリー化するためのリフォームが必要となることもあります。

<リフォームの具体例>

・階段に手摺りを取り付ける
・玄関や敷居などの段差をなくす
・風呂に手摺りをつけたり、浴槽を低くしたりする
・扉を引き戸にする
・トイレを洋式にする

条件を満たせば、上限20万円で分割や複数人分合算で使用可能な住宅改修費が支給されます。ただし、事前申請が必須です。

リフォームの際にも地域包括支援センターに相談しましょう。リフォーム会社の紹介もしてくれます。

福祉用具のレンタル

介護ベッドや車椅子などが必要となる場合、安価でレンタルをすることができます。

レンタル可能な用具や金額は事業所ごとに異なりますので、地域包括支援センターやケアマネージャーへ相談しましょう。

※福祉用具は直接人に触れるため、原則として全額負担ですが、購入後に自治体へ申請することで、7~9割の払い戻しが受けられる制度もあります。