負担期 体験談①

入院!「ある日突然」

40歳 男性 独身1人暮らし
家族:70代母 独居 ・兄弟:弟未婚一人暮らし

私の家族は皆独立をし、それぞれ一人暮らしをしていました。
1年前、母は脳梗塞を発症、近所に住む叔母の家で倒れました。叔母が救急車を呼び、病院に運ばれ手術をし、そのまま入院となりました。

入院している間に病院の相談員の人から“介護保険”の申請をした方が良いと教わり、私は市役所へ相談に行きました。そこから更に地域包括支援センターへ行くように言われ、母親の状態を説明したところ、認定員の方が病院に審査をしに来てくれると言う話しになりました。

しかし、認定員の方は直ぐに来てくれると思っていたのですが、審査申請の件数が多く、母の認定審査に来たのは、地域包括支援センターへ相談してから1ヶ月経過した後でした。病院からは3ヶ月で転院して欲しいと言われていたため、非常にヒヤヒヤした1ヶ月間となりました。

その後は、リハビリ病院へ転院でき、結局、介護保険の認定の結果は要介護1でした。しかし、体の状態は右半身麻痺の状態だったため、自宅に手すりの設置や床の段差を無くすための住宅改装が必要になりました。そのため、リハビリ病院に入院中、自宅の改修を行いました。

現在母は自宅に戻り、訪問リハビリと週2回ホームヘルパーさんを派遣してもらい、何とか1人暮らしで自立した生活をしています。

いつまで母が一人暮らしできるのかという不安はありますが、近所にいる叔母にも応援をしてもらい、今も遠距離で見守るような介護をしています。


あっぷくんコメント

現在は、介護申請をする人数が増え、介護認定に時間が掛かっています。そのため、介護の状態になった時には、早めの介護申請をする事をお薦めします。

また、すぐに介護する側が一緒に住み、ケアをしなくてはならないと言う事ではなく、なるべく介護をされる側のニーズに沿った支援体制を整える事もお互いにとって有益になる事があります。